News

《 2019.6.4 》

「毎日1回以上の安否確認を」 厚労省、有料老人ホームの孤独死を受け通知


《 厚労省 》

兵庫県明石市の有料老人ホームで入居者の男性が死後10日以上たって見つかったことを受けて、厚生労働省は5月31日、適切な状況把握・安否確認を徹底するよう求める通知を全国の自治体へ発出した。

広告

厚労省は通知で、「有料老人ホームにおいて、入居者の心身の健康を保持し、その生活の安定を図る観点から、入居者への安否確認などは当然行われるべき」と指摘。「毎日1回以上、安否確認などを実施することが必要」と要請した。
 
入居者が訪問による安否確認を希望していない場合については、本人の動きを確かめられる仕掛け(例えばセンサー機器など)や電話を使ったり、食事を提供する機会をうまく活かしたりするなど、現場の実情にあった工夫をするよう促している。
 
共同通信によると、明石市の有料老人ホームで91歳の入居者が5月22日に「孤独死」の状態で発見された。亡くなってから十数日が経過していたという。
 
《共同》老人ホームで91歳孤独死、兵庫
 
施設側は居室を訪ねて様子を見るなどの対応をしていなかったとみられる。時事ドットコムが報じた。
 
《時事ドットコム》90代男性、死後10日以上発見されず=兵庫の老人ホーム
 
日本テレビは、施設側の対応に問題がなかったか調べる検証チームを明石市が立ち上げると伝えている。
 
《日本テレビ》老人ホームで孤独死 明石市が毎日確認要求
 
厚労省は今回の通知で「このような事案が発生したことは誠に遺憾」とし、「安否確認などに係る指導の徹底を」と全国の自治体に呼びかけた。