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《 2019.7.3 》

高齢者世帯、過去最多に 収入「年金のみ」が半数 55%は「生活が苦しい」


厚生労働省は2日、2018年の「国民生活基礎調査」の結果を公表した。

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65歳以上の高齢者世帯は、全体の27.6%を占める1406万3000世帯。世帯数、割合ともに過去最高を更新した。このうち1人暮らしは48.6%の683万世帯となっている。
 
平成30年国民生活基礎調査の概況
 
高齢者世帯の所得は、2017年の1年間で平均334万9000円。仕事を続けている人が増えていることもあり、前年から16万3000円上がっている。
 
年金や恩給を受けている高齢者世帯をみると、これらの収入が総所得の100%を占めている世帯が51.1%にのぼっていた。金融庁は年金だけでは老後の生活費が不足すると指摘しているが、多くの人が年金のみでやりくりしている可能性が大きいことが改めて浮き彫りになっている。
 
高齢者世帯で生活が「やや苦しい」と答えたのは33.1%、「大変苦しい」は22.0%。これらを合わせると55.1%で、前年から0.9ポイント増加していた。