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《 2019.7.26 》

医師会、参院選で得票数減少 横倉会長「医政活動を抜本的に見直す」


《 日医・横倉会長 24日 》

「気の緩みもあった。厳しい状況であることを徹底できなかった」

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日本医師会の横倉義武会長は24日の会見で、7月21日に投開票が行われた参院選を振り返りそう述べた。
 
医師会の政治団体「日本医師連盟」が推薦したのは自民党の羽生田俊氏。2期目の当選こそ果たしたものの、その得票数は大幅に減っている。
 
今回の参院選、羽生田氏が得たのは15万2807票。19人が当選した自民党の比例代表の16番目だった。初当選した2013年(24万9818票)と比べると約10万票も少ない。
 
他団体の候補にも及ばなかった。同じく自民党の比例代表で立候補した「日本看護連盟」の石田昌宏氏(18万9893票)、「日本薬剤師連盟」の本田顕子氏(15万9596票)を下回る結果となっている。特養の経営者らでつくる全国老人福祉施設協議会が支援した角田充由氏は落選した(7万5241票)。
 

 「若手の意見を吸い上げる」

 

「医師会の発言力が弱まらないようにしないといけない」。横倉会長は会見でそう強調。医療・介護分野で最も影響力のある団体、という地位を守っていく決意をみせた。
 
得票数が伸び悩んだ要因については、「現在の状況をそのまま継続させることだけに、あまりにも政策が寄り過ぎていたのかもしれない。そういう反省がある」と語った。
 
そのうえで、「医師会の医政活動のあり方を抜本的に見直していかなければいけない」と表明。「次の世代の方々が医療を提供しやすいように変えないといけない。医師会の考え方を一方的に理解してもらうということではなく、医療現場で活躍する若手医師の意見も吸い上げていく組織に変えていこうと考えている」との意向を示した。